さて、数年ぶりの香川。もう何度通ったかね、香川。
今でこそUDONなんて映画化されたり、うどん巡りの"るるぶ"なんて出てるけど、
十年くらい前は村上春樹『辺境・近境』とかを参考にうどん巡りをしたり、
麺通団の本で感動したりしていた。
ある日、初めて谷川米穀店に行こうと思ったのだけれども、
GPSも無い時代なので行けども行けども山の中、
今から思うともうちょっと進めば谷川米穀店って所で不安になり、
カブで警邏中のおまわりさんに、谷川米穀店の場所を聞いたところ、
時間的にもう閉まっているとのこと。ああ。
GPSも無い時代なので行けども行けども山の中、
今から思うともうちょっと進めば谷川米穀店って所で不安になり、
カブで警邏中のおまわりさんに、谷川米穀店の場所を聞いたところ、
時間的にもう閉まっているとのこと。ああ。
で、おまわりさんが替わりに行くといいと教えてくれたうどん屋がここ、三嶋製麺所。
とはいえ、おまわりさんに教わった場所に行っても、店舗らしきものは無い。
山間の集落、あたりをうろうろし、
この辺だと思う家の人に聞いてみようと思い、思い切ってドアを開けると、
土間のようなところに大きな釜、老婆、うどんの麺。机一個と卵が数個。
ここがうどん屋なのかぁと唖然としたものでした。
山間の集落、あたりをうろうろし、
この辺だと思う家の人に聞いてみようと思い、思い切ってドアを開けると、
土間のようなところに大きな釜、老婆、うどんの麺。机一個と卵が数個。
ここがうどん屋なのかぁと唖然としたものでした。
逆光の中茹でられたうどん、
「卵は一個50円です。申し訳ない」みたいなやり取りの後。
食したうどんがまた旨かった。
何なんだろうな、すげえな讃岐うどんと改めて思ったわけでした。
先述の映画UDONでも、冒頭で主人公のサンタマリアさんが迷い込んだうどん屋でもあります。「卵は一個50円です。申し訳ない」みたいなやり取りの後。
食したうどんがまた旨かった。
何なんだろうな、すげえな讃岐うどんと改めて思ったわけでした。
で、またその思い出の三嶋製麺所。
有名になってんだろうなぁとか恐る恐る行ってみる。
昔は無かったポスターやらが店頭に張ってある。
これは判りやすい。
昔は無かったポスターやらが店頭に張ってある。
これは判りやすい。

老婆だけではなく、若い夫婦が手伝っているようだ。
細身の女性がうどんを切っていた。活気がある。ほほえましい。
細身の女性がうどんを切っていた。活気がある。ほほえましい。
0 件のコメント:
コメントを投稿