2010年11月13日土曜日

精霊馬(しょうりょううま)2007

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過去ブログのリライトです。2007年8月のもの。

さて、今年もお盆がやってまいりました。
そう、精霊馬の季節です。


私の生まれた地区では、精霊馬の風習というのは無かったのですが、
川崎に引っ越してきて始めて発見。それ以来、毎年写真を取る事にしています。
よくよく考えると、
小さい頃に見たカレンダーの挿絵(?)の8月は茄子とキュウリだった気がしますし、
どこかの地方では有名なのかもしれませんが、
過去二年の記事のコメントからいくと、
知らない人も多いので、アレです。



基本形かなとも思うのは、2005年に茄子と胡瓜のお盆。で掲載した二枚の写真。
キュウリの馬と茄子の牛。割り箸の足。そうめんの手綱。

2007年版の一枚目は、そうめんは無いけれども、やたら足が長い精霊馬。
最近の子供とか見ていると、スタイルが違うものね。私みたいな短足とかいないし。
そういう世相を現しているのでしょう。





二枚目は、割と標準的なパターン。撮影場所も2005年と同じ場所。墓地。
もっと撮りたかったけど、なぜかデジカメのバッテリーが(予備のも含め)切れたので撮れませんでした。
私は心霊的形而上的なソレを信じないので、たぶん熱的なものでバッテリーがアレしたのでしょう。
ようするに、あんまり墓地とかで写真撮るものじゃないですね (^_^;)






三枚目。
サイコロ状の茄子が葉っぱの上に盛られています。
これにはどういう意味があるのでしょうか?
よく見ると、2006年版の二枚目の写真にもサイコロ状の茄子のようなものが写っています。
茄子の牛の鼻が長いので別の動物にも見えます。




草葉の陰っていうくらいなので、木の根っことかに置いてあることが多いようです。
こちらもサイコロ茄子。と、なにか花が供えてあったのでしょうか。





それから。これは近所のスーパーで見かけたもの。
商品名は『牛馬』298円。木製、針金の手綱。
他の店舗でも類似商品を見かけました。
こういうのって私が気がつかなかっただけで、以前から売られていたのでしょうか?




いや、酷暑の中を一人で一日歩き回って、見つけられるのはほんのわずか。
デジカメ持って墓地をうろつくのも怪しいですし。
でもまあ、また来年も続けたいと思います。
そこにどんな意味があるのかは、アレですがw


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