2010年1月30日土曜日

This is itへの道 - 味噌maxもしBlu-ray闘わば!

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記事が長いし、商品を的確に表すためにアフィリへのリンクを張ったので、
面倒くさいし、スパムみたいになってしまったけれども、
そういう意図とか無いし、ご理解いただけると幸い。



そう、ちょうどその時さ、色々あったのよ、体調も悪かったし。
で、見逃していてさ、諦めてた気がするのね。
マイケル・ジャクソン THIS IS ITは映画館でしか放映しないからって、
諦めてたのよ。

でも、DVD出るっていうじゃない!レンタルする予定はないって言うじゃない!
じゃ、買うかなって。買おうかなって、思っちゃうじゃない。
そしたらさ、“スムーズ・クリミナル”が入ってるのってブルーレイのみの特典だって、
“スリラー” もブルーレイのみの特典だって、5.1ch音声でさ。
なら、ブルーレイディスク版を買っちゃえばいいじゃんって、
Amazonで何も考えずにポチッたわけですよ。たわけですよ。

だって、
ブルーレイドライブ持ってねーじゃん俺!
バカ!バカ!バカ!俺のバカ!



ブルーレイ版のマイケルジャクソンのThis is it.のパッケージを眺めながら、
ということを今、書いているわけです。なんだかなぁ。
ものすごく見たいじゃん。よだれだらだら。
そもそもボニョがでたらブルーレイ版で買うって宣言してたじゃん。
でももうすぐ引越し。引越し前に買うの?なんなのそれ?
せめて一回落ち着いて、
何が良くて何が悪いか整理してみればいいんじゃない?

ということで、自分なりの思考(嗜好?志向?)の整理をかねて、
一度ブルーレイ環境の導入のシミュレーションをしてみようかね。
シミュレーション?シュミレーション?
Blu-ray?ブルーレイ?


※ ※ ※ ※


この記事では、普通にテレビと、
数年前に組んだ自作PCを持っているだけの私が、
ブルーレイを導入するために、
何が必要になるか、色々考えてみるわけですyo!


※ ※ ※ ※
最初にまとめを書いておくかね。

ブルーレイプレイヤーをTVに繋げるんだったら、簡単にできる。

PCで見ようと思ったときのチェックポイン ト。
・最低限、CPUやメモリなど、必要条件を満たすスペック。
・必要な端子(DIV-D or HDMI)やHDCPに対応 し、条件を満たすビデオカード。
・フルHD、HDCPに対応し、ビデオカードと同じ端子のあるディスプレイ。
・しょぼい 音でも寂しいぞ、きっと。
・WinDVDとかPowerDVDのブルーレイ再生ソフトが必要。

こういうのは日進月歩で日々変わるし、
よく解らない私がメモ替りに書いているだけなので、
購入などは皆様、自己責任で。

※ ※ ※ ※

まず、 今ある環境を整理する。

えーと、テレビはある。安かったので買った。
ちょっと型落ちだけど、HITACHI Wooo 37V型 L37-XR01
37V型ハイビジョン液晶テレビ。いまどき国産の液晶ってすばらしい。
お店で一番画像がきれいだった。上や横の角度から見てもちゃんと見てる。
入力端子はHDMI、D4/コンポーネント、
S2ビデオ入力端子、ビデオ入力端子など。
弱点は、ちょっとリモコンの角度がシビア。
価格コムで4.92点をマークしている。みんなあながち満足みたい。

ちなみに、TVに5.1chサラウドンシステムが繋がっている。光ケーブルで。
とりあえず、そのくらいかな。

※ ※ ※ ※

まず最初に思い浮かぶのは、単体のブルーレイプレーヤーを買うということ。

たまたまビックリカメラとかヨドバカシメラを散歩している時に、
ブルーレイドライブを見かけて、5万円だの10万円だのって印象があって、
高いなぁとおもってたんだけれども、どうやら勘違い。
地テジチューナがついて、HDDレコーダとブルーレイドライブ込みみたいなのが、
どうも高価であって、ブルーレイ再生のみ出来るってのは案外安い。



安くはないが、手が出ないこともないような気もしないでもない。
どれもHDMI端子で繋げば良いだけで手軽。
もしTVと同じメーカなら、操作もしやすいだろう。
これはこれでアリだ。

お金に余裕がある人はHDDレコーダとか付いてるのを選んでも、
もちろん良いかもしれないですね。んがんぐ。

あ、ブルーレイプレイヤーじゃなくて、
ブルーレイ再生機能のあるPlayStation 3を買うって手もありますね。
私はXbox 360派だから、選択肢として無いですがw

※ ※ ※ ※

そこでちょっと考えてみる。いまDVDプレイヤー持ってないんだ、私は。

DVD見る時は、TVに繋がったXbox360か、PCで見てる。
たいていはPCで見るほうが多いかな。
TSUT△▽Aとかで余裕のある時とか割引セール中にまとめて借りてきて、
PCでバックアップを取っておいて、暇な時に見るとかね。

いや、みんなそういう使い方してると思うんだよね。
TSUT△▽Aのレンタルコーナーに生DVDメディアを売っている意味が解らない。

ということで、現実的にはPCでブルーレイも見れたらいいのかなって思う。

PCがある。自作機。条件さえあえば、PCでもブルーレイ見れる。
条件ってのは、PCにブルーレイドライブがつけられてい て、
再生するだけの性能があって、ディスプレイがフルHDに対応してるってこと。

PCの簡単なスペックはこんな感じ。
CPU:Core 2 Quad Q9450(2.66GHz)
メモリ:8GB
ビデオカード:geForce 9800GT(DVI-D× 2)
OS:Windows Vista Ultimate 64bit
あと、PCにも5.1chサラウンドシステムがついてる。アホかと。

DVDドライブはLGの爆音マルチドライブ。とても不満。
ディスプレイはWXGA+(1440 × 900)。
綺麗だけど、小さいなって思ってる。D-SubとDVI-D入力端子が一つずつ。

※ ※ ※ ※

まずは最低限。最低限必要なものは、ブルーレイドライブ。
当たり前といえば当たり前。
ブルーレイドライブには二種類ある。内蔵型と外付け型。
内蔵型はPCの筐体を開けて中に組み込むのね。
外付け型はUSB接続とかが一般的かと思われます。

昔はUSB接続って色々不安定で、散々苦労した覚えがあります。
USBも2.0から3.0へと移り変わりつつある昨今、USBも安定したのかね?
ちなみに、某価格コムのPC用のブルーレイドライブの、
売れ筋ランキング、注目ランキング、満足度ランキングそれぞれ上位5位のうち、
内蔵型が12、外付け型が3。やっぱし内蔵型が一般的なのね。

でもまあ内蔵型の方が安定してるだろうって気はする。
デメリットは取り外して別のPCにつけるのが、多少容易ではない?
外付けと違ってPC内の電源を使えるのでコンセントが節約できる。
個人的にはPCの起動ドライブに使えるってとこはポイント。

外付け型は容易に他のPCに付け替えられるか。まあ、そうはいっても、
ブルーレイを再生できるハイスペックなPCが家に何台も無いよね。
あと、外付けだと別途電源をアダプターか何かで取らなきゃいけない。
起動ドライブには使えないだろうから、PCに何かのドライブがあって、
その上でそれを買うことになる。

ということで、個人的には、
ブルーレイを再生できるスペックのPCが複数あると時は外付け。
それ以外は可能であれば内蔵型を選んでみてはいかがだろう。

※ ※ ※ ※

いや、結構ハイスペックなPCでなければ、ブルーレイの再生は出来ません。
たとえば5年前に買ったPCとかだと、無理かもね。ノートPCでも難しいかも。
この辺は、とてもシビアなところだし、CPUやメモリ、ビデオカードのスペック、
OSの種類などなど確認すべき項目は多岐にわたるので、欲しい製品が決まったら、
その製品に必要とされているスペックをPCが満たしているか、
それぞれ確認するしかないです。

例えば、とあるブルーレイドライブはCPUがPentiumD 3.2GHz以上、
ビデオカードがnVidia Geforce7600GT/7900GT 256MB以上。

例えば、とあるブルーレイドライブはCPUがCore Duo T2700以上、
ビデオカードがnVidia GeForce 7600G以上。

記述もメーカーによって表記法が変わるので、まとめて書けない。
でもまあ、自分のPCと照らし合わせることは出来るだろうけど。

※ ※ ※ ※

爆音マルチドライブがあまりにも腹立たしいので、
次は良いドライブを買おうと思っているのです。
内臓ドライブは一度取り付けたら稼動する部分も少なく、
長持ちする傾向がある気がする。
PCの自作機であれば、
この爆音マルチドライブですら二世代前のPCから使っている。
ストレスの無い良いドライブを買って、何年も使い続ければいいさ。
安いドライブだと、せっかく焼いても他のプレイヤーで再生できないとか多いしね。
クチコミサイトとかで、ちょっとこれ良いなぁって思うドライブはこんな感じ。



※ ※ ※ ※

ということで今日(2010年2月1日)、雨の中秋葉原に行ってまいりました。
どの店も一押しはパイオニア BDR-S05J-BKのようです。
フロントベゼルの白い方はBDR-S05J-Wかな。
目立つところにおいてあるし、専用のコーナーを作っている店もある。
4ページくらいのいかにに気合の入った製品であるか、
宣伝するための小冊子みたいなものを配っていたり。
値段はだいたい33000~36000円くらい。
Amazonの30678円は断然安い。

同時にバルクの黒BDR-205BKと白BDR-205BK/WSも売っていた。
こっちもAmazonがちょっと安いかな。

リテール(きちんとした箱に入っている)とバルク(緩衝材で包んで売っている)、
この二点に関して、数件で差異を聞いてみたけれども、どの店も回答がくい違うw
まとめると、添付しているソフトウェアやドライブのファームウェア、
静音や防塵や互換性、フロントベゼルやトレイやらモータやらが違うらしい。
一見したドライブのスピードのスペックが同じように思えるけど、
旨味はだいぶ違う印象。

BDR-S05Jはネットで見ても性能は素晴らしい物の様子。
スペック的には、このドライブに惚れています。
クチコミサイトで、一番静音性が高いような採点でした。互換性もよさそう。
映画見ているときにドライブの回転音とか聞こえると萎えるしね。
今のドライブで一番嫌なところでもあるし。

付属のブルーレイ対応ソフトウェアも豊富。PowerDVDその他が付いてくる。
個人的には、付属のDVD再生ソフトがWinDVDよりPowerDVDの方がいいかな、
ってそんな気はします。色々違う。でもそれは個人的な好 みかなw

あと、今のドライブは音楽CDを焼いても、
プレステやレンタカーのCDプレイヤで再生できないとか、
そういう残念なことが多すぎる。

せっかく何年も使うものであれば、信頼性の高いものを買う方がいいのかな。

※ ※ ※ ※

次はビデオカードだ。
ブルーレイドライブをPCに積みました、はい。
で、動画を再生するだけのCPUのパワーがありつつ、
その動画を映し出すために作用するのが、ビデオカードでありんす。
これがまた結構重要な役割ですよね。
もう、細かく書いていけば、細かく書けるわけで、きりが無いのです。
これまた、ブルーレイを再生するアプリケーションとか、ドライブによって、
再生に必要とされるハードウェアのスペックって変わってきます。


ブルーレイや地デジの再生に必要な機能のビデオカードがあればいいと思う。
HDMIとかD端子(D5出力)1920×1080ピクセル以上の出力が可能なの。
で、HDCP(暗号化)対応のもの。例えばこの辺。



この辺ならブルーレイの再生にたるのではないだろうかと妄想してみる。
HDMIかDVI-Dが出来てHDCじゃないといかん。
うーん。一台ずつ試したわけではないので難しい。なら書くな、記事。

HDMI出力は出来ないけれども、DVI-D出力でフルHD出力が出来て、
HDCP対応なので、今のビデオカードでもいいのかな、まあ。

※ ※ ※ ※

ということで、ブルーレイドライブとビデオカードがあれば動画が再生できるとは思う。
で、それを表示するディスプレイ。

いわゆるDVD画質ってのは720 × 480ドットで、
今のディスプレイの1440 × 900なら充分表示できた。

ところが、フルセグの地デジやハイビジョンやブルーレイ、
最高の解像度は1920 x 1080。
それより小さいディスプレイで表示するときは、
縮尺を縮めて、折り合いを見計らって表示するみたい。
でも、絵が潰れて良くないって噂も聞いた。

いや、もちろん1440 × 900でも表示は出来るのだろうけどね。
せっかく1920 × 1080分の情報量があるのに、活かし切れないわけです、たぶん。
せっかく毛穴まで見えるっていう情報量のエロブルーレイとかもったいないでしょw
なので、いわゆるフルHDの1920 × 1080のディスプレイが良いかも。

もちろんフルHDよりでかいディスプレイもあるようだけれども。
2048 × 1152とかね。高そう。

でも、テレビと同じで色味の綺麗さとかあるよね。
発色のやコントラストやバランスの良さを計測器で測ったの、
本に載ってた。
計測器での結果が良かったのは以下のディスプレイ。


ビデオカードと合わせて必要な入力端子があるかとか確認するといいと思う。
もちろん、色味なんて好みの問題って部分もあるし。
その辺は条件に合いそうなものを検索したりするといいと思う。

Amazonでも安いディスプレイ売ってるし。
フルHDでも二万円を切っているものもありました。
あんま小さくてフルHDって目が疲れるみたいだから気をつけて。

※ ※ ※ ※

うへぇ。記事を書き始めて、書き溜めて、もう一週間経った。
めんどくせー記事!
この後サウンドシステムの話とかにしようと思ったけど、
この辺で終わり。きりがない。

基本的に、もうすぐ引越しをする予定で、
引越し前にハードウェアを買うのも、そうそう壊れないにしても、
でもちょっと躊躇しちゃうわ、私、みたいな雰囲気ですが、
記事を書きつつ、自分の考えがまとまってまいりました。

パイオニア BDR-S05J-BKを買ってThis is itを楽しみつつ、
引越し後にディスプレイ、ビデオカードと徐々に新調していこうかなと。


長いし、集中して書けなかった。まとまってないし読みにくい。
まあそういう私も可愛いでしょ?
ということで、個人的なまとめとして書いたけれども、
もし誰かの目に留まって、役に立ったら幸い。

んじゃ、この辺で。


 
 


 

2010年1月27日水曜日

お勧めの本。旅行や散歩が楽しくなる編。

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このBlogではGoogle Analyticsとかとか、
アクセス解析を入れています。
まあたまにアクセス解析を眺めていると、
どんな検索キーワードでこのサイトを訪れる人が多いのか、
あっさりとした傾向のようなものがあります。

FirefoxやiPhoneのIT関連。
旅行記や精霊馬などの地域や民俗学関連。
エロマンガから派生するエロキーワード関連。

意外とキュートウキュージンとか精霊馬とか、
散歩やお祭り関連でも検索でヒットしたりします。
旅行記も、ツアーとかじゃ行けない所にも行ってるしね。

たとえばアクセス数の多かったこの辺。
全裸で踊りながらウルルを一周してみました。
日本の祭・かなまら祭り - その1 その2
御蔵島旅行記・その1 その2 その3
精霊馬(しょうりょううま)2009
日本のお散歩。Nikon D5000とiPhoneを持って。
バヌアツ旅行編・目次
北緯78度の街 Longyearbyenから愛を込めて。



さて。それを踏まえた上で。
散歩やら旅行やらに行く上で、ポイントにするものってあると思うのです、人によって。
タモさんだったら高低差が好きとかね。
タモリのTOKYO坂道美学入門なんて、やはりこだわりがあって、かなり面白い。

自分で行って歩いてみて、ああ実際そうなんだとか、
なるほどこういうことなんだって知るの楽しいよね。
それから歴史を紐解いてみてもいい、もちろん。

でも、旅先で突然見知らぬものに遭遇した時とか、それがどういうものなのか、
ちょっとでも予備知識があると、それの見るべき部分、
例えば毛の材質とかも気にしたり出来るかも。獅子舞とどう違うのか、なぜ違うのかとか。


ナマハゲに似た、アマメハギだって、差異はある、名前とか、装備や所作とか。
差異で言ったらハロウィンだってサンタだって差異も類似点もある。
どこが違うんだろう、どうして違うんだろう。でも似てる、とか。

そういうこだわりポイントって、人によってそれぞれ違うとは思う。
私が気にすること、それを知るのに良かった本とか、
読んで面白かった本をちょっこそ紹介してみたいなと。
人がなに読んでるか、知ると結構面白いでしょ。

んでは、そういうことで、ます…...

********

路上観察学入門
学生時代に読んだこの本から始まったといっても過言ではないわけです。
路上の歩きかたから、トマソンという言葉の発明、
考現学や女子高生の制服をかすりながら、路上観察を学問の域まで高めた本。
物事を面白く見ることだけで世界が広がります。影響請けまくりです。



赤線跡を歩く1・2
街を歩いていて、江戸時代の痕跡を見つけれって言われたら結構大変だけど、
この位の時代の建物はまだ結構残っていたりします。でも、日々消えていきます。
明らかに様式の違う建築。当時の賑わいなんかを想像してみたり。
ただ、だからといって悪戯に訪れて写真取り捲るみたいなのも、粋じゃないしね。
保存したい、見たい、知らせたい、けど皆に知らせることで荒らされたくないという矛盾。



潜入!ニッポン不思議島
なんかものすごく軽そうなタイトルだけれども、中身は硬派。
質の高いルポルタージュ。記事の対象への敬意も感じられるし、好感。
430位の有人島。閉鎖された社会。閉ざされた情報や物流。
そりゃ、古くからの因襲、独自な祭祀・祟りや謎やタブー、色々あります。
島の名前が一部匿名で紹介されているのは、素晴らしい配慮だと思います。
で、そういうもの、島だけじゃなくあるよね。言わないだけでね。




島 日本編
こちらは素朴に各地の島に訪れ、その島を紹介する本。
それぞれの島の来歴や現状などが紹介されています。
毎年サンシャインシティのアイランダーに行く前に、
事前に予習したりするのに便利。
大型の本なので、写真集代わりに眺めても楽しい。
世界編は出るのかな?



日本全国ローカルフード紀行
文春文庫ビジュアル版の『B級グルメ』シリーズも好きなのだけれども、
B-1グランプリの二年前、2004年に地方色豊かな料理や、
その歴史などを紹介した本。
B-1グランプリ以降はほら、滅茶苦茶だからね。
伊那のローメンや新潟のイタリアンなど、
この本で見て訪れた事も多々あり。やっぱ食べ物は重要でしょw


地方の面白い食べ物グルメだったら、日本全国奇天烈グルメとか、
日本の食材おいしい旅あたりもお勧め。


旨い!立ち食いそば・うどん―東京・駅別大調査
食べ物、手近なところでも面白いものがあります。
例えば、みんな大好き立ち食い蕎麦。もちろん店によってぜんぜん違う。
生麺、湯でおき、冷凍麺。様々な天麩羅の種類。こだわり。
例えば単純に不味いにしたって、どうして不味いか、
それでも商売が成り立つのか、それぞれ合理性がある。
都内でこれくらい調査をした本って見たことない。
10年前の本だから、アップデートした続編を出してほしい。



天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線
もちろん全国区の食べ物でも、食べ方が違ったりするのも楽しい。
どうも「関が原で別れてるんだろ?」みたいな単純な事ではないみたい。
飛び地のように、離れた文化圏の食生活が根付いている場所もある。
それぞれに歴史や経緯があり、地方ごとの独自性を気づいている。
もちろん意味のあることで、旅行中に見かけた面白い食事や風習でも、
どうしてそういう風になっているんだろうと考えてみたりする。
ケンミンショーあたりのネタ本になっているのではあるまいか?



もの食う人びと
もちろん、そんな差異は国内にだけではなく、世界中にある。
人が生きることは食べることで、その土地で合理性を持った食事をしている。
それぞれに歴史があって、状況は刻一刻と変わり、新たな歴史を作る。
旅行先で現地の人と食事したりすると、感慨深い事も多々ありますし。
もう、単純にチェルノブイリの村人の食事、気になりません?



フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる
もちろん私が旅したり散歩したりする上で、
それがフィールドワークぞなもし、などと思えるほどの事はしていないし、
そんな事を思う余裕すらない訳だけれども、
何でこんなことになっているのだろうと疑問に思い、仮説を立て、
それを調べたり、現地の人に聞いてみたり、そういう時の手助けに参考になった。
著者の失敗談とか。単純に本として面白かったし。
ものの考え方とか、そういう事にも重要な示唆を与えてくれた。



日本妖怪大全
もちろん、妖怪がいるのは日本だけではなく、
世界各地を旅する上で何度となく助けられた、非常に役に立つ一冊。
それぞれ妖怪の出自来歴エピソード対処法が細かく記してあり実用性もある。
水木しげる御大によるイラスト付にもかかわらず、
文庫化されているので携帯性もいい。
妖怪に関して水木しげる御大一辺倒になるのは危険な兆候でもあるけれども。
旅行の際は妖怪の出現ポイントを巡るのもいいかもね。
歴女の次は妖女ですよ。





なんか他にも紹介したい本は山ほどあるけど、こんぐらいにしておきます。
風邪ひいているのでね、だんだん面倒になってきたので、
それは下にウィジェットでまとめておきます。

もう、ほんと去年から碌な事がないですが、
たまにはこんな記事でも憂さ晴らしに書いてみたわけです。
たまにこういう記事を書いてみたくなる男の子の気持ちも察してくれ。
とっぺんぱらりのぷぅ。
 
 


 

2010年1月26日火曜日

オーストラリアの動物、そのほかの写真、帰国。

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やたら好評なので、まあ今度はそんなアレですが、
この記事ではAustraliaの写真とかを地道に掲載してみます。

ちょっと嫌な事にあったこともあったけど、
オーストラリアは観光する上での難易度は低いのかもしれません。
日本からの観光客も多く、日本語馴れしている所もあります。
ロッカーの使用時も日本語が選択できます。
9だ36ツ似との事。わかりやすいでしょ?




それはさておき。

オーストラリアって言うのはデカイ大陸で、
他の大陸からちょっと離れていたり、
なんか自然も最近まで残っていたし、
変わった動物も多いし、変わっていない動物も多いです。
なので、樽みたいなお腹のオージーとか以外にも、
結構いろいろな動物を見る機会がありました。

これはあんまり珍しくも無いラクダ。臭い。ボーっとしている。


これはエミューでしょうか。
ドライブインに飼われていたりします。
ドライブインにはアボリジニの美術品が置いてあったり、動物が飼われていたり、
わりと楽しめますが、なにしろ街から数百キロ離れているような場所にあることが多いので、
物価は高いです。お気をつけを。
でも、アイスクリームとか食べたくなります。暑いし・・・


トカゲの類は結構見かけます。これは60cmくらいのトカゲ。
保護色で、ゆっくり這い回っている。


大きいトカゲから小さなトカゲまで、沢山います。
保護色だし派手に動かないし、知らずに踏んでしまいそう。怖いです。
油断していると木の上にもいます。頬紅さしたみたいで可愛い。


カンガルーは割といます。年中跳ねているわけじゃなく、
結構だらだら寝ていたりします。
不思議なものがぶら下がっていたりしますが、これ、なんでしょ?
キャンTama袋にしては位置がおかしい気もします・・・


にしてもカンガルーは面白いのです。見ていて飽きない。
挙動が変。体型が変。じっと手を見る。ハエの様に手を擦る。


で、カンガルーもエミューも食べられます。
ブッシュマンズプレートとか言う料理だったかな。
地元の動物を何種類か料理したの。
こんなんで4000円とかするの。高いよね。ぼられてたのかも。


写真で見るとステップ気候にも見えるんだけど、
手元の『高等地図帳 2009-2010』によると、ウルル近辺はBWで砂漠気候。
ってことは、砂漠って意外と草木が生えていたり、雨が降ったりするんですね。

んで、周囲1000kmくらいそんな感じなので、空や雲の印象も日本と違う。
なんかスケールがデカイ。
このでっかい雲の下は嵐で、凄く遠くから近寄ってくることが目に見える。
写真を撮った数時間後に大雨と雷。


先日、水曜どうでしょうで見た500kmの寄り道のスタートの標識。
どうでしょう撮影班がこのあたりを訪れた時は1997年とのこと。
その頃は行き先に「エアーズロック」しかなかったようです。
私が訪れた時には「ウルル(エアーズロック)」と言う表記に変わっていました。
アボリジニの文化や元々の名称を尊重するように徐々に変わってきているのですね。


で、その水曜どうでしょうの『オーストラリア大陸縦断3700キロ』が、
偶然ですが、行った場所などが微妙にカブっています。
「行くのは面倒だけど、せめて動画で見たい!」って言う人はテレビで放送を見るか、
水曜どうでしょうのDVDを買ってみるのもいいかもしれません。


襲い来るハエ、移動に費やすダラダラとした時間、移動距離のケタ違いの単位、
そして目に悪そうな日差しとバカげた気温。
雰囲気が伝わると思います。
私も見ていて懐かしかったです。どうも同じホテルに泊まっていたようですし。


アリススプリングスは東京から6578kmも離れているのです。
偶然にもスバールバルと同じくらいですね。
思えば遠くまで行ったものだ・・・


この後、アリススプリングスに戻り、数日ダラダラし、
シドニー → 成田と飛行機で移動し、
バヌアツ&オーストラリアの一ヶ月に及ぶ旅行は終わったわけです。
長かったなぁ。

あんまりダラダラ旅行するのは、肉体的精神的に良くないですね。
海外旅行なら1~2週間くらいがいいと思います。

13年ぶりのオーストラリア。
まだまだ写真や面白エピソードは沢山ありますが、
オーストラリア編は一旦終了といたします。



2010年1月24日日曜日

全裸で踊りながらウルルを一周してみました。

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ということで、前回の記事の続き。

大きな地図で見る

という感じの場所での記事でございます。
写真はあながちクリックで大きくなります。


遠景でもギリギリファインダーに収まるくらいのウルル。
遠景の次は、近寄って周囲を一周回ってみました。
近くによって見ると、思いのほか荒々しいむき出しの岩。
結構ゴツゴツして穴だらけ。

前述のように私はウルルに登らないと言う選択をしました。
私と同じツアーのメンバーは登りませんでした。
アボリジニの文化を尊重しての事です。
でも、他のツアーの参加者とか、登っている人も多かったです。
それは自由です。

ただし、とても危険らしいです。ガイドさんは責任取れないって言っていました。
熱射病になるほど暑い。急角度。風が強い。何かあっても誰も助けられない。

矢印の先に人がいます。このくらいのスケール。



アボリジニ達は望んでいなくても、杭が打たれ、
ロープが張られ、それを伝い人が登っていました。
貴重な観光資源で、登ることを了承しないと、
収益はアボリジニの人たちに回るので、
他に糧を得えることが出来ないので、
登頂を許可する形になっていたらしいです。
ほんとかどうかわからないけど。ガイドの英語難しかったし。



祭司など限られた人しか登ることの許されなかったウルル。

たとえば、大相撲の土俵に女性は乗ってもいいものか、
敬遠すべきか議論しているところに、
海外から全裸の観光客が男女問わずやってきて、土俵に乗り、
全裸でグルグル踊りながら写真とか撮りまくったらどうだろう、とか。



宮崎県の天岩戸神社に行った時、
天照大神がお隠れになった天岩戸のあった場所は禁足地になってました。
色々な方法でお願いすれば、見せてはくれますが、
立ち入ることは出来ませんでした。



日本人は戦争に負けてもアメリカに支配されても、
そういう独自の文化を守り継承することが出来たけど、
アボリジニやバヌアツのように文化を根こそぎ奪われたりした事がないから解らないけど、
それはどれだけ悲しいことだろう。
いや、気がついていないだけで、色々なものが奪われた後なのかな?

どれだけ悲しいか解らないことはどれだけ悲しいだろう。

ちょっとね、自分でどうかって思ってるんです、色々。
私はアホだから、なんて言葉で表していいのか解らないけれども、
観光旅行って、ツーリズムって何だろう。




この部位は象に見えるそうです。
他にも蛇や骸骨やミックジャガーの唇に見える造形もあり、
結構凸凹で変化に富んでいます。

所々、昔のアボリジニの壁画が見られます。
シマシマなのは蛇。神話では七色の蛇で、
創世に関し重要な位置をしめるらしいです。
真・女神転生Ⅲとかでいうところのユルングですね。



ウルルの写真だけで200枚近く撮りましたが、容量の関係もあり、今回はこの辺で。
他の写真は、また別の機会に。



ツアーは朝早く、気温が上がる前に出たので、
暑いって事はなかったですが、野良犬……ではなく、
ディンゴが沢山いるので気をつけたほうがいいかもしれません。



それから、もう目も開けられないくらい蝿が沢山います。
手の甲だけで7匹くらい蝿が止まっていたことがありました。
なのでフライネット着用を推奨します。
まあ、現地でいくらでも売っています。



あと、あれだけデカいのに、人が沢山いるのに、
トイレが一個も無いです。

(T_T)


ICEで作ってみた、ウルルの全景のパノラマ写真です。デカいのでご注意を。




ウルルはアボリジニの聖地です。

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ということで、前回の記事でアリススプリングに着いてからの話。

昔はエアーズロックみたいに呼ばれていた巨大な一枚岩。
現在は元々のアボリジニの呼び名であるウルルで呼称が統一されています。
あれだよね、外国人が勝手に来て、変な呼び名をつけて、広めちゃったんだから。
エアーズロックとか、ドリームタイムとか、
オーストラリアではよくあることなんでしょうけど......

記事中にウルルに移動しますよ。大体スケールはこのぐらい。
片道おおよそ440km。砂漠の中。

大きな地図で見る

さて。
一日かけて電車でアリススプリングスに着いたのは良いけれど、それからが結構大変。
宿も決まっていないし、どうやってウルルを GETすべきかも未定。
なにしろ外出時には1リットル以上のミネラルウォーター所持が推奨されている街。
早く行動しないと、暑いし湿度低いし、干からびるのだ。

とりあえずツーリングインフォに駆け込んでみる。
シーズンもアレなので、結構宿は混んでいるけど、安宿ならなんとか。
本当はレンタカーで観光したかったけど、
砂漠なので初心者には危険とのことで断念。
ウルル往復のツアーも結構充実しているので、
イタリア人ガイドのバスツアーを予約。
オージーの英語よりは解かり易いだろう、と。

翌朝早く、ツアーのバスがホテルまで迎えに来て、ツアー出発。
でも、どうもガイドさんと相性が悪く、色々だったので、詳細は書きません。
ヨーロピアンとは仲が良くて、
アジア人やブラジル人には冷たい人でした、ガイドさん・・・

って事で、ツアーに関しては書きませんが、とりあえずウルルの写真。
ドデカいのどーん。写真はたいていクリックで大きくなるぜよ。



この写真ではスケール感が解らないでしょ?

バスの窓から見るとこんな感じ。なんかよく解らないくらい異様にデカい。
比較対照物が無いだけに、デカイのだけが強調されている。



ツアーが二泊三日くらいで、その間にアボリジニの文化を学び、
ウルルやカタ・ジュタやキングスキャニオンの周りを回り、
内容は充実したツアー。食事も美味しかった。

ちなみに、これはレアかもしれない、雨のウルル。
砂漠の真ん中なのに、雨降ってる。



あんまりデカイし、一枚岩だし、雨が降るとウルルの上に水溜りが出来て、
その水溜りが出来ている間にカラカラだった海老の卵が水分を得て孵化し、
卵を産んで、また乾いて死ぬそうです。
スケールのデカイ話でどうにもアレですが・・・

最初の海老はどうやって登ったのだろう?

雨の後には側面に滝が出来ます。



ちなみに、その当時はウルルには登れました。
でも、私は登りませんでした。ツアーの誰も登りませんでした。
事前にアボリジニの文化について学んだからです。

彼らが聖地としている場所に、人々が土足で上がりこむことを、
彼らは望んでいません。
限られた祭司しかウルルに登ることは許されていなかったのです。

いろいろ事情はあって、
観光客にウルルを解放しなきゃいけないところに追い込まれていましたが、
彼らは、ウルルを大事にしてきた現地の人々は、それを望んでいません。
快くも思っていません。

確かニュースで、もう登れなくなったか、
登れなくなるかって言ってた気がする。
いいことだよ、きっと。
クリックで若干拡大。



これは数ヶ国語で書いてあった旅行者への注意書きの立て看板。

人の信仰や気持ちは大切にしたいです。
自分の信仰や気持ちが踏みにじられたら嫌だから。

というわけでウルルには登らず、
全裸で踊りながら周囲を一周してみることにしました。
本来なら、近寄ったりしないほうがいいんだろうけどね。
 


 


 
 

次回はお待ちかね、ウルルの周りを歩いての接写です。
 
 

2010年1月22日金曜日

【200記事記念】 マクドナルドのテキサスバーガーを食べてみたよ!

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ということで、ちょっと正確性を疑う情報ではあるのだが、
この記事で、このblogの記事数が200記事目となります。
2008年3月25日火曜日の初めての記事から、
もう二年くらい経ってますね。
なんか最近書き始めた気もしていたのだけど、
それでも二年。

もともと書いていたブログのサービスが無くなるとか、
なんかみんな仲良くなりすぎて隙間市場もルイ・アームストロングいかなくなって、
ちょうど荒らしが蔓延して運営も何の対処もせず、
体調も悪くて、色々溜まりにたまって移転してきたのがきっかけな気がします。
おぼろげだけど。

まあ、Blogの前から、Web日記みたいなので日記猿人がどうとかしていたので、
どこかでは何かを書かないと安定しない体質なのかもしれません。
Googleが潰れることは当分ないとは思いますが、
まあ、このサービスの続くまで何とかしてみましょうかね。


※※


ということで、200回記念記事はマクドナルドのハンバーガーの記事ですw

いや、なんてことはないんだけどさ、
新作が出たら食べてみなっきゃって思っているわけでもないし、
ただ単にたまたま何食べようか迷ったときに、目の前にマックドがあって、
たまたま期間限定の新作が出ていて、iPhoneでクーポンが使えそうで、
買って食べてみたって話。

「おいおい芝居がかるなよジョニー!
iPhoneでマックのクーポンは使えないじゃないか?」

という貴兄、私はジョニーではありません。味噌maxです。
以後お見知りおきを。

ご存知のとおり、iPhoneでMcDonald'sのWebサイトにアクセスして、
携帯からのクーポンを表示しようとしてもPCサイトが表示されるばかり。
PCサイトでのクーポンはflashが対応していないので開けない、というていたらく。
まあ、フラッシュの向こう側にある商品選択画面と、
クーポンをプリントして画面は表示できるんだけど、そこまで行き着けない。

ソフトバンク謹製の携帯エミュレータアプリでも、IPアドレスで弾かれます。
なんだろうね、それ。

ということで、iPhone用の素晴らしいクーポンサイトがあります。
iCoupon。これ良い。良く出来てる。Safariでブックマしておくといいよ。
アクセスしてだね、クーポン使いたい商品を選択してだね、
選んだクーポンを表示を押すといいよ。
出てきたクーポンを拡大して店員に見せるといいよ。



注意書きにあるように、全部の店舗で使えるとは限らないみたい。
店によってはドライブスルーみたいに「30番でぇ」って言えばいい店舗もあるし、
これを提示しても、プリントアウトした紙を切り取ってじゃないと使えない店舗もあるかも。
向ヶ丘遊園のマックドは見せるだけでクーポン使えました。

サブウェイが「?」になってるけど、町田店では見せるだけで使えた。
Twitter始めてからサブウェイにハマッていてアレだ。企業アカウントってすごいな。
イギリスでは毎週って言っていいくらい行っていたんだけど、サブウェイ。
日本にはなかなかない。近隣だと町田か溝口。
でも溝口はトースターがないみたいでトーストしてもらえないからなぁ。
食べたいなぁ、サブウェイ。

さて、ということでテキサスバーガーとポテトMとドリンクのセットを購入。
ドリンクはその場で飲み干して、買い物をいたしました。
まあ、30円くらいの割引だったわけだけどさ。
買い物。
ずっと楽しみにしていた「サはサイエンスのサ」の発売日で、本屋に行ったけど無い。
二軒目、三軒目と本屋を巡ったけど、どこも未入荷。
この辺の人たちは科学に興味が無いらしい。
ログインに連載していたオールザットウルトラ科学からの鹿野司ファン。
イラストのとり・みきも昔からファン。
まあ結局、送料無料だからAmazonでポチったけれども、
家に帰る頃にはテキサスバーガーはすっかり冷え切っておりました。

マックドのポテト、好きなんだけど、揚げたてって条件でのみ美味しい。
レンジアップすると最悪の食感になるしね。
で、ちょっと今回、工夫を凝らしてみました。
アルミホイルに載せて、トースター。おお、これならカリカリに温まる。
ちょっと塩コショウしてやったりすると、いい感じだ。



こうしてみると、結構な量があるな、ポテトMサイズ。
でも、ハンバーガーはトースターに入らないからアレだね。チンだ。
うーむ、底がしっとりしていて、やはり出来たてがいい。しょうがない。



バンズが二重になっていて、上にフライドオニオンとベーコン。
ベーコンはウェンディーズで使い切れなかった分を買い取ったんじゃないか?
下がビーフパティとチーズ。パティはデカくていい。ソースの量がもうちょっと欲しかった。

なんかあれです、テキサスっていうとテリー・ファンクとか、
スタン・ハンセンとか、フリッツ・フォン・エリックくらいしか思いつかなかったけど、
かの地ではこんなの毎日食べてるのかな。それはそれで凄い。さすがアメリカ。
皆様もぜひ、一度機会があればご賞味ください。感慨深いですよ。

 


 

でも私はマックチキンが食べたいです。
 

 

2010年1月20日水曜日

ラナケルの街 / カヴァ体験

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今回、合法とはいえ向精神性薬物を摂取した際の記述があります。
海外で摂取したもので、バヌアツでは合法。日本で"販売"は禁止されています。
誤解を受けそうな内容の記事なので、
読む人も、誤解無きよう、しっかり読んでね。
誤解を恐れずに、勇気を持って書いているのだから。

そのあたり、周知ヨロシクです。



時期的に言うと、エファテ島からタンナ島へ移動し、観光。
ヤスール火山がドッカーン!!』の後半でラナケルへ移動して、
エロマンガ島へ行く前の話です。
場所はこの辺。地名のつづりはLenakel?Lènakel?


大きな地図で見る

さて、いずれにしても日本語だとラナケル。
政府の施設も有る都会で、電気も水道も有る。
ヤスールに比べたらなんと都会なことか!

タンナ島名物はコーヒー豆。
コーヒーの出荷を指導する日本人ボランティアもいる。実際いた。



私が泊まったのはコーヒー豆工場の側に有るバンガロー。
南国風にまとめられた素敵なバンガロー。
シャワーも使える。お湯は出ないけど。
サンダルに履き替えてサンゴ礁の上を歩いたり、街に買い物に行ってみたりしました。
大きな木の下に人々が集まって市場を開いていました。
野菜や果物や小動物を売っていました。



街の近辺にはミニバスが走り回っていて、手を上げて止め、
行き先が一緒だったら乗れる感じ。



さて私が座った座席の前に、不思議な物体が置いてありました。
何かと訊ねてみたら「カヴァ」の根とのこと。みんなこれを砕いて、飲むらしい。
麻薬の一種。
カバ。カヴァ。Kava。
前のバンガローの人、前の島の人々、ちょっと知り合った人、
皆によく聞かれるのは「カヴァに挑戦した?」でした。
街中に沢山『カヴァBAR』があり、地元民も旅行客も楽しんでいるらしい。

当時の「地球の歩き方」にも、
オフィシャルな「バヌアツ政府観光局」のWebサイトにも、
カヴァの飲み方や楽しみ方が書いてある。
曰く「世界でも珍しい合法的な麻薬」
曰く「決して常習性中毒性はなく、危険があったという報告すらない」
曰く「特にタンナ島に行ったらカヴァを試そう。強いよ。」

基本的には、私個人的には、海外に行っても日本で非合法な事……
買春とかギャンブルとか薬物とかは、
その国で合法だとしても手を出さないと決めています。

でも、カヴァは日本でも合法らしい。マジで?
そんな向精神薬あるのか???

にわかには信じられないので、挑戦してみる事にしましたw


カヴァBARに行くより、部屋で静かに試してみたかったので、
バンガローの従業員に調達してもらったカヴァ。
ミネラルウォーターのペットボトルに入っている泥状の液体。



マズいので、ある程度一気飲みし、お菓子と一緒に食べる事との話。
甘ったるいクッキーを用意して、コップ一杯一気飲み。
うげぇ、マズい。

私が知っている味で一番近いのは、
二日酔いの朝にコンビニで買う液体の漢方胃腸薬。
喉越しも悪く、むせる。下や喉がシビれる感じ。
なんだこれ。マズいだけ。
クッキーを食べ、二杯目を一気飲み。
そんな胃腸薬みたいなのを飲んでいるのに、ムカムカする。
クッキーとコーラで食感の悪さを誤魔化す。

ちょっとずつ飲み続けて三杯目。飲み始めてから十数分。
あれ、ちょっと効いてきているのかな。
フワフワ浮いている感じ。視野の立体感がアヤフヤになってきた。
全部飲み干してみる。悪い感じはしないけど、楽しくも無い。
浮遊感。眠い。
ホテルの人が夕食の準備が出来たと呼びに来る。
フワフワ泳ぐようにして食堂へ行く。

明るいのか暗いのか解らない。立体感もおかしい。

食欲は無いけど、ご飯を食べてみる。美味しそうな食事だけど、味が解らない。
30分くらい食べても、皿の食べ物は少しも減っていない。
食べても食べても減らない。明らかに認知がおかしい。

食事を残して部屋に戻ってみる。
あんまり気持ちよくは無いけど、感覚がおかしいのは理解できる。
面倒くさいし、寝る。


朝。

ああ、昨夜は効いていたんだなぁとは思う。
二日酔いの感じはアルコールに似ている。
でも、アレだったらワイン一本飲んだ方が効くし、気持ち良い。
アルコールは高くて買えないから、
ああいうの飲んで楽しんでるんだろうなぁ、くらいの感想です。
面白い経験だったけど、もう二度と飲みません。
皆様にもお勧めはいたしません。
マズいし。


カヴァは日本でも合法ってことはなくて、国立健康・栄養研究所のサイトによると、
『全草が「医薬品」に区分され、健康食品として販売してはならない。
現時点で、日本で医薬品として承認許可された製品はなく、
カヴァを含む製品は無承認無許可医薬品として、
監視取締の対象となっている』とのこと。
売っちゃ駄目なのね。駄目ですからね。めっ。