秋葉原、色々想い出のある場所で、あったりなかったりします。
何が?
先日のアキバはこんな感じでした。
もともと材木商のあったあ場所で、
江戸とかの大火のたびに儲かっていたらしい場所。
明治の頃に火事の後に鎮火の杜を作った時、
火伏せの神として秋葉大権現が来たんじゃないかと勘違いした人達が、
「アキバハラ」とか「アキバガハラ」とか「アキバノハラ」とか呼び始めたのが、最初。
なので、今は「アキバ」って略されてるけど、実はそっちが正しい。らしい。
で、「アキバハラ」がなぜ「アキハバラ」になったかというと、
駅を作る時に秋葉原の読み方を知らない鉄道官僚が勘違いして付けた、
という説が濃厚だったりとかなんとか。
なんか勘違いの多い土地ですね。
船で運んできた材木や米を貨物列車に載せる為の積み下ろしの場所、
今では秋葉原公園になってます。じゃんぱらとラーメン屋の間。
ビッグエコーとか、あ、そうそう、みんな大好き生そば箱根とかの間。
今は喫煙所みたいになってるけど、一段低くなってるでしょ。
今でも秋葉原公園の手前にその遺構が残ってます。
で、積み下ろした物資を電車に積むための貨物駅があって、
色々交通の便とか便利だったみたい。
青物市場とかもちろん闇市とか色々あったみたい。
1989年まであった青物市場はその後、大田市場に移転したらしいけど、
市場あとはしばらく広場みたいになってました。
そこでバスケとかしたのが、ワタシの最初の秋葉原への着床w
(注:秋葉原は到着するものではなく、着床するものらししいです。ネットスラング。)
そのバスケとかした場所は今は秋葉原クロスフィールドになってます。
秋葉原UDXビルなんかですね。
闇市の方は米軍払い下げの真空管とか電子部品なんかも取り扱っていたらしく、
それが後のオーディオ屋さんやPCジャンクパーツ屋さんの元になったとか。
もちろんバスケが好きだったわけではなくて、
そのPCとジャンクパーツ屋さん巡りに、ハマってたのね。
当時はCeleronのCoppermineにゲタ履かせてDual CPUにしたりとか、
自作PCが一番面白い時期だったなあとか、今になると思うのです。
まあボーナス飛ぶくらいの金額のPCを組んでた。思い出補正。
ネトゲとかもハマってたかも。ウルティマオンラインとか。
あの頃は、まともに食事する場所すら無かったような印象。
赤津加とか村役場とか、ドスパラのあたりに回転寿司があったかな。
がんこラーメンとか好きだったかも。ちょっと塩っぱ目だけど美味しい。
あとは『西部開拓時代にありそうな牛丼屋』サンボとか。
サンボも市場があった頃から営業してたらしいから、歴史長いですよね。
でも、最近は食事するところも飲むところも充実してます。
小腹がすいたらおにぎり屋やケバブ屋があるし、カレーにいたっては激戦区。
そんなにお高い店はない、はず。
あとは、よくわからない女性が給餌してくれる喫茶店なんかも多いですよね。
そうやって最先端ファッションシティーとして移り変わっていくのが、
秋葉原なのだろうから、いつまでもPCジャンク街であるのも健全ではなく、
アニメやゲーム、アイドルの常設劇場があったり、
オタクカルチャーに先鋭した街に変わってきました。
それは悪いことではなく、秋葉原の歴史を考えると当然なことなのでしょうけど。
ただ、秋葉原通り魔事件とか歩行者天国エアガン乱射事件とか、
露出癖のある自称「セクシーアイドル」のパフォーマンスとか、
なんかちょっと、悲しい時代もあった気がする。2008年くらいかな。
ホコ天が廃止され、また復活して、今のところはおとなしいけど、
自由な雰囲気が阻害されるのは嫌だけど、でも節度は必要だよね。
人工衛星が落ちてくるくらいなら、まあ、いいんだけどさ。
今後の秋葉原はどうなっていくんでしょうね。
ジャンクとかアニメといった特定ジャンルではなく、
マニアックなオタクカルチャーに特化した街、になるのかな。
駅前に出来たアダルトグッズ専門ビルも気になる。風俗街?
わかんないけどさ。変わり続けるのが常態ってのもまた、あれだよね。
今後も適度な距離を保ちつつ、見守っていきたい所存でごじゃります。
特にオチはありません。
1 件のコメント:
後で修正するかも。
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