案外料理記事って多いのね。暗渠より多い。
そういうわけで、今回はマドレーヌです。
実は、スイーツには苦手意識があったのです。
渡英してすぐ、三日目くらいかな。全然英語が聞き取れない頃。
施設のベーカリーのお手伝いに呼ばれました。
ブラウニーケーキを作るから手伝え、と。
攪拌した材料を80cmくらいの巨大なバットに入れて焼くのですが、
「ベーキングパウダーをフォーティースプーン入れてね♡」との指示。
40 spoon?そりゃまた大量だなぁおい。
4 teaspoonでしたか…
ということで、
「ほんのちょっと量を間違えたくらいでダメになるなんて!
二度とスイーツはつくらねぇ!英語爆発しろ!」
と息巻いていたのですけどね。
色々あって、ではスイーツでも作ってみようと。
スイーツ男子人気にあやかって女子ウケを狙いたいですし。
マドレーヌをチョイスしたのは、
シンプルで失敗してもリスクの少ないもの、
そしてやはりこのへん、
「マドレーヌと私」と「ガジュマルさん ~ 叔母の葬儀 ~ 暗渠マラソン」。
叔母の人生とか色々考えてしまって、
すこし叔母のことを真似てみたかったのかもしれません。
で、マドレーヌを作るというのは間違えていたかもしれませんが。
あまりマドレーヌで昔を思い出したりしていると、
「失われた時を求めて」だと勘違いされるかもしれないので、
さっそくマドレーヌを作ります。
「失われた時を求めて」だと勘違いされるかもしれないので、
さっそくマドレーヌを作ります。
色々思い出しちゃう食べ物なのですね。きっと。
ちょっと叔母のくだりとか長く書きすぎてしまったので、割愛。
とりあえず、
クックパッドなどから簡単そうなレシピをいくつかピックアップ。
それぞれ簡単そうでレモン果汁の必要なさそうな工程を選んでおく。
それらをEvernoteに突っ込んでおいて、
それに使うであろう器具を打っている店を探す。
先日の下北沢行きの目的の一つでもあったのですけどね。
器具はほとんど近所の100均でそろいました。
使い勝手が悪いと思ったら、買い換えていけばいいかも。
食材はベーキングパウダーとハチミツとラム酒以外は家にあるもので。
オーブンとかもあるし。叔母のアドベンチャラー精神を見習うです。
・材料
日清バイオレット薄力粉50g(plus 少量)
ベーキングパウダー少量
バター40g
砂糖40g
はちみつ15g
卵1つ
ラム酒少量
炭水化物、脂質、砂糖。恐ろしいです。
まずはボールにバターを入れてチン。
砂糖と卵を入れ攪拌。
小麦粉とベーキングパウダーをふるいでふるい入れ、攪拌。
ラム酒とハチミツを入れ、再度攪拌。
ラム酒とハチミツを入れ、再度攪拌。
すると、あながちこんな感じ。生地完成。
ラップをして冷蔵庫で半日くらい置くといいらしいけど、
4時間くらいで勘弁した。
お腹もすいたし。
さて、焦げ付き対策なのかしら?
金型にバターを縫って、小麦粉を振っておく。
なんにしても自己流なので、量など適当にしてみる。
うどんの打粉のようなものだろう。
で、そこにさっきの寝かせた生地を2/3くらい入れる。
予熱していた180度のオーブンに15分入れる。
4時間くらいで勘弁した。
お腹もすいたし。
さて、焦げ付き対策なのかしら?
金型にバターを縫って、小麦粉を振っておく。
なんにしても自己流なので、量など適当にしてみる。
うどんの打粉のようなものだろう。
で、そこにさっきの寝かせた生地を2/3くらい入れる。
予熱していた180度のオーブンに15分入れる。
おお、良い匂いしてくるなー。
で、15分。
んー……
んー……
んー……?
こまめに確認して途中で止めればよかったかな。
コゲを止めるためにアルミホイルをかけるといいとも聞きました。
気を取り直してひっくり返し、皿に盛ってみる。
おお、なかなか美しい!
お店のとも、叔母のとも違うけど、これはこれ美味しい。
サクサクしてる。
叔母のは上の写真の左に写ってるような丸い容器に入ってたんだけどね。
なんかこれはこれ違う。
叔母のレシピもらえないものかな。うーん。
貝型三個だけ食べて、後はジップロックして冷蔵庫に入れておきました。
反省点は色々ある。
先述の火加減。大きいものと小さいものを一緒に焼かない。
ベーキングパウダーやラム酒を目分量で計らない。
粉のついた手でデジカメを持たない。オーブンの上で作業しない。
手間を考えるともっと大量に作らないともったいない。などなど。
でもやって出来ない事はないし、次回はもっと上手にできるだろう。
次に作りたいものはもう決まっているのだけれども、
それはそれまた面倒そう。
応援してくだされ。がんがる。
で、15分。
んー……
んー……
んー……?
こまめに確認して途中で止めればよかったかな。
コゲを止めるためにアルミホイルをかけるといいとも聞きました。
気を取り直してひっくり返し、皿に盛ってみる。
おお、なかなか美しい!
お店のとも、叔母のとも違うけど、これはこれ美味しい。
サクサクしてる。
叔母のは上の写真の左に写ってるような丸い容器に入ってたんだけどね。
なんかこれはこれ違う。
叔母のレシピもらえないものかな。うーん。
貝型三個だけ食べて、後はジップロックして冷蔵庫に入れておきました。
反省点は色々ある。
先述の火加減。大きいものと小さいものを一緒に焼かない。
ベーキングパウダーやラム酒を目分量で計らない。
粉のついた手でデジカメを持たない。オーブンの上で作業しない。
手間を考えるともっと大量に作らないともったいない。などなど。
でもやって出来ない事はないし、次回はもっと上手にできるだろう。
次に作りたいものはもう決まっているのだけれども、
それはそれまた面倒そう。
応援してくだされ。がんがる。
3 件のコメント:
応援してまっす。
思い出のお菓子なのですね。
うちの母も時々焼いてくれたので、わたしにとってもマドレーヌはなつかしい味です。洋酒もレモンもあまり感じないシンプルなマドレーヌでした。
で、わたしはわたしで、焼き菓子は比較的よく作ります。なので、小姑みたいな真似をして、興ざめさせてしまっていたらごめんなさい。(でもやっぱり書きたくなったから書くと、生地にココアを混ぜて、片面に溶かしたチョコレートを塗ったやつも美味しいよっ!!)
ティースプーンのくだり、ウケました。苦くなるのかどうなのか、興味がありますww
やっとお味噌さんの料理記事が復活ですね。
で、ホンモノのマドレーヌはお食べになりましたか。
食べたことがないまま作ってしまう、叔母さまの開拓者精神を、
この記事にそのまんま感じ取ってしまったのですが。
今年のクリスマスはマドレーヌで決まりですね。
また前記事の6名さまを呼んで、お茶会などはいかがでしょうか。
朝まで。
40 spoonにはおなじく笑ってしまいましたw
あと、プルーストちっくなどこかの文章にも。
nama様
思い出のお菓子なのです。なんでしょ、でもあまり本格的なものは食べたことありませんw
ココア!何か工夫をしてみようと、チーズとかソーセージとか入れようかなと思ったのですが、なるほどココアとチョコのほうがセンスよさそうです。
ブラウニーケーキ、味は牧場の豚さんのみが知るw
なっち(兼らこ)様
やっとこさ復帰です。いや、今までも料理してたのですけどね。スイーツってことで。
あのコンビニ等の怪しいマドレーヌ以降、本格的なマドレーヌは食べておりません。なので、だいぶ開拓者精神を開拓された感じです。楽しめましたよ。
クリスマスはまた別なものを作ろうと思っております。リクエストのあった(いや無いw)アレです。あの6人は肉とか酒が無いと来ないかもしれませんねw
spoonの件はしばらく笑われましたw
それとプルースト、読んだこと無いのですけどねw
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