2011年10月24日月曜日

渋谷の川シリーズ① ~ 初台川の源流だっちゃ!

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シリーズってmjd?

とは言っても、一回で全部周りきれる量ではないし。
とてもとても。
ともかく、暗渠散策の目次はこちら


今回は、京王線初台駅の近く。川の全域は追いません。
この地図に表示されている範囲くらいの話。

より大きな地図で 渋谷新宿の暗渠 を表示

初台川とか初台支流とか言われてる川です。
支流というのは、宇田川の支流であるということ。
その宇田川は渋谷川に注いでいるわけです。

さて、初台あたりから本町一丁目あたりまでくると、
地味に、谷になっているのがわかります。

写真でも凹んでいるのが解りますでしょうか?

高低差的には、このような感じです。「初台川源流?」の北北西。
元々氷河期あたりから、湧水があって、
水流が大地を削り、谷が形成されたのでしょう。谷戸。
谷戸の間の峰を、玉川上水が通されたのは、以前のとおり
そのうち、江戸やら東京にも人が住み始めてきて、水が足りなくなると、
その谷に流れる川に、玉川上水から水を取ったのでしょう。
そんな形跡が、気のせいか、あったりなかったり。

さて、谷に水が引き入れられた形跡もあるのですが、
元々水量の多い川だったのかも。
少し歩くだけで、左右に10m程の高低差ができます。

で、そんな感じで歩いていると、
まあ教わってなかったら気が付かなかったわけですが、
橋の遺構のようなものがあったりなかったりします。階段の上。
田端橋。その経緯については、ほんださんの記事を参考にしてもらうとして。

なんとなく、「田」と「橋」は読めるんですけどね。
で、この階段を下っていった所に、タイトルにもある湧水らしきものがあるのですが。
動きの少ない暗渠散策の中で、
数少ない動きのある、湧水なんて興奮モノ。
思わず動画に撮ってしまいました。


音声は脳内で釘宮理恵さんの声に変換してくださいw
iPhoneで動画を撮影する時は、横にして撮るんだなあ...

こんな感じで、壁の下から、水が湧き出ています。
都内でも少ない湧水の一つとされていたり、されていなかったり。

この後、下流の方まで、暗渠らしい風情の小道が続きます。


タクシーの操車場のようなところを通って、代々木八幡の方へ向かうのですが、
それはまた今度にしましょ。まだ行ってないし。

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