2008年4月3日木曜日

タンナ島到着 / びっくりするほどメラネシアン!

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記事中で使用した写真は、
その部族の人などに掲載の許可を取ってあります。
もちろん著作権等のアレよろしく。


エファテ島ツアーの後、Pが私のホテルまで来ました。
航空便のチケットと、手書きの明細を持ってです。
航空便のチケットは、確かに本物でした。
航空便のチケット代やタンナ島での宿泊費を払いました。
エロマンガでの宿泊費は直接その宿に払えとの事。

でも、明細には、タンナ島の宿泊「サイモンに会え」
エロマンガ島の宿泊「アッピに会え」としか書いていません。
私「タンナとエロマンガでの宿泊先の名前、なんていうの?」
P「忘れた。ごめん。」
私「いや、忘れたってダメでしょ。宿泊先までも行けないよ」
P「心配ない。サイモンとアッピが空港まで迎えに来るから」
私「いや、ダメでしょ。それ。調べてよ」
P「解った。明日の出発までに調べるから。空港までは私が送迎するから、その時まで」
うーん。まあ、しょうがない。しょうがない。
私「明日、絶対に宿の名前を教えてよ。そもそもどんな宿なのよ?」
P「私達は沢山の日本人をその宿に送っているよ。だから心配ないよ。
 名前は明日までに調べるよ。
 あと、封筒に入れてお金渡すから。じゃ、明日」
なんだかよく解らないうちにPは帰っていきました。
うーん・・・封筒のお金ってなんだ?
私の英語の拙さも、彼の英語の拙さも、腹立たしい限りなのですが、
どうも暢気な話でした。

ただ、この時点でもうバヌアツに数日滞在していて、
メラネシアン達の暢気さに慣れていたので、
まあ、そんなものなのかと思っていました。
で、翌朝、Pが迎えに来ました。
タンナ島での宿泊先は調べてきたけど、
エロマンガ島の宿泊先の名前は忘れたとの事。

illi _| ̄|○ illi

そして、封筒を渡されました。
P「これに昨日あなたが払った宿泊代が入っているから、
 サイモンに渡して。」とのこと。
なんで一度私から集金したの、一回?
だったら直接サイモンとやらに払うのに・・・と思いつつも、
まあ、この国ではよくあることなのかな、と。
オンラインでの決済とか無さそうだしね・・・
手渡しなのね・・・

ちなみに、この日の空港がPを見た最後でした。
Pがなんと言う会社のツアーデスクだったのか、
エージェントだったのか、いまだに解りません。
わかんなくても、別にいいや。

今日の長文は、ここまでw

空港では12人乗り位のプロペラ機がお出迎えです。
このタンナ島へのプロペラ機には、驚く事に日本人が同乗していました。
タンナ島は「地球の歩き方」にも乗っている、
メジャーな観光地だったのです。
もちろん、観光資源が一杯で、私もそれを見たかったわけですが。



で、離陸してから数十分。
飛行機は高度を下げ、島の方へ向かっていきます。
アナウンスではエロマンガへ一度着陸するとの事。
へ?そうなの?で、着陸するのは良いけど、
空港はどこに・・・で、高度を下げる飛行機の行く先には、
ゴルフ場のような芝が広がっています。
いや、まさかと思うまもなく、
そのゴルフ場な様な所へ着陸を始めました。
ゴルフ場じゃなくて、飛行場の滑走路だったのです・・・
着陸の瞬間の怖かったこと、怖かったこと・・・

これが滑走路





エロマンガ島Dillons Bay飛行場。
この航空便は生活物資を運ぶ便でもあったようです。
途中で寄って荷物の積み下ろしをしたみたいでした。
なんにもない空港でした。汚い建物がひとつだけ。人が数人。
あと、何故か見るからに不潔で病気の野良犬が沢山・・・
なんか、嫌な所だなぁっていうのが、エロマンガ島の第一印象です。

数日後、ここに宿泊するのかと思うと、憂鬱になりました・・・

さて、エロマンガを離陸し、また数十分。
タンナ島の空港に着きました。
ここは滑走路も舗装されていて、空港の設備もしっかりしていました。



同乗していた日本人が車に乗りどこかへ行ってしまい、
しばらくすると、サイモンを名乗る現地の人が声をかけてきました。
まあ、その男はサイモンじゃないという事を後で知るのですが・・・
車の助手席に乗せられ、宿泊先へ連れて行かれました。

これはガソリンスタンド、らしいです。



で、着いたのはどう見ても密林の中。
自称サイモンは私の荷物を持って、密林の中に入っていきます。




娘さんに挨拶とかして、
サイモンを名乗る男が私の荷物を置いたのは 、この写真の左の建物。

バナナの皮と竹でできた家。



そして・・・


この日から、私の電気ガス水道無しの生活が始まったのでした・・・

電気とか水道とかシャワーが無いって、先に言ってよ!!!!


心の準備が・・・


illi _| ̄|○ illi



Vanuatu,tourism,Dillons Bay,Tanna,Erromango

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私も12人乗りのプロペラ機に乗ったことがあるけど・・・
(アメリカなのに羊2匹も一緒^^;)
揺れる~~~!!! 怖かったけど、
パイロットが乗客に話しかけたりして
それもまた 面白い空のたびだったと・・・今は思えるよ。

それでも滑走路はちゃんと整備されていたものね。

味噌max さんのコメント...

この飛行機も、パイロットと話し放題でした。フィリピン人が操縦していたのです。助手席にサンドイッチが置いてあったりして、ローカルな感じ満載w

ほんと、この時はキモを冷やしましたよ・・・こんなところに飛行機が着陸できるなんて知らなかったでしたから・・・