地図帳を見て「こんな場所、行ってみたいねー!」なんて、
話したことありますよね!
砂漠に行ってみたい。ジャングルを見てみたい。
大都会、極地、秘境、そしてエロマンガ島。
子供の頃の夢が叶う。
素晴らしい事ですよね。
本当にそう思います。
でも、夢は夢であったほうが美しい場合もあります。
私はバヌアツ共和国のエロマンガ島へ行きました。
本当に行ったのですよ。
夢がエロマンガっていうのもアレですが。
首都ポートビラで偶然知り合った(?)
曖昧なツアーエージェントPに航空チケットと宿を手配してもらい、
見どころ万歳だったタンナ島を離れ、
「地球の歩き方」にすら載っていないエロマンガ島への、
移動日の朝からの話です。
タンナ島の空港で私を待っていたのは、
8人乗りのセスナ機。
8席中1席はパイロット用で、
助手席には運転手のサンドイッチ等の荷物。
最大で6人乗れる感じのセスナ機。
セスナ機は乗客の他に生活物資が載っていて、
一度エロマンガ島の東端Ipota空港に寄り、
搭乗客や荷物の積み下ろし、
目的地のDillons Bay空港へ向かいます。
これがIpota空港。
もちろん滑走路は芝です。
未舗装っていうと将来的には舗装するニュアンスがあると思うので、
非舗装というかなんというか。
なんか現地の人が沢山いて、セスナを見守っています。
観光客が珍しいのか、積荷を待っているのか。
でも、セスナに積める少量の積荷を待つにしては大人数過ぎます。
100人は下らない人がセスナを取り囲んでいました。
ちょっと怖い (^_^;)
再度飛び立って、エロマンガ島上空。
村落は物資の輸送に容易な海岸線沿いに点在しているらしく、
植物以外になにも見えません。
大きな地図で見る
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google mapでの上空からの写真を載せておきます。
ジャングルの中、突然現れるゴルフ場のような、
芝生の長方形の土地。
これが先日通過した空港、Dillons Bay空港です。
芝生の滑走路に着陸すると、人もまばら。荷物を降ろす。
うろつく野犬。
十数匹の、みるからに皮膚病や色々な病気を患っている感じの、
汚い野犬。
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これが空港の二つ有る建物のうちの一つ。
ちなみに、もう一つは、トイレ。
これが空港の二つ有る建物のうちの一つ。
ちなみに、もう一つは、トイレ。
この写真は空港のロビー。
↓
やたら蠅がいました。身体に留まりまくる蠅。
トイレはもっと酷いので、写真を撮る気にもなりませんでした。
世界の果てのような、暗黒と蠅と異臭が支配するトイレ。
囲いが有るだけマシなのかもしれませんが、
とても凹みました。
さて、ツアーエージェントPが話していたアッピを待っていると、
その辺にいた男性達が話しかけてきました。
現地の人々:「観光?」
私:「そうです」
現地の人々:「宿泊先は?知り合いがいるの?」
私:「宿の名前は解らない。アッピを待っている」
現地の人々:「アッピ?だれ?みんな、そんな人知らないよ。」
さあ、いきなりピンチだw
困ったワン。
2 件のコメント:
二度目に読んでもやっぱりピンチだ(笑)
この島はそれでも伝統的部族の縛りの大きい島なので、知らない人がうろついていたら、やはり危険らしいのです。
やはり、人生の中でも最大のピンチのひとつでしたw
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