2011年6月2日木曜日

中野駅付近の裏谷戸川または裏天神川(仮)。

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さて、もう本当に家から1km位の記事が続きます。
行動範囲は狭まっても、心が狭まってはいけないね。

自分を責めることと、
自分を責めるように仕向ける他人を信じることはやめよう。
心の奥底に、暗く深い所に、
人しれず脈々と流れる何かがあっても、
それを見つけて、全部肯定しよう。
たとえ他人のものであっても、全部肯定してあげよう。
ということで、今日の暗渠記事です、なにその前振りw

※ ※ ※ ※ ※

暗渠者のくせに銭湯に行かないのはおかしい!みたいな意見もあります。
たしかに近所に何軒か銭湯があって、
趣味だけあって銭湯の場所には機敏に反応してます。
でも、行ってない。知らない人にチソチソ晒すの嫌だしなあ。
銭湯は暗渠サインの一つ。
くろんぼ川たかはら支流(仮)の時も銭湯に関して記述した気も。
今のように下水道が完備されていなかった頃、
排水は暗渠などに流しやすかったのでしょうね。

ある時、近所の銭湯(天神湯)を見に行ったときのことです。入らなかったけど。
変なモノ(?)場所(?)を見つけました。


なんぞこれ?どうしてなんだろうこれ?
意味無いじゃん。ちょっとしたトマソンな雰囲気すら醸しだしてます。
地図を確認すると、ここは谷戸川または天神川のすぐ側ですね。

今みたいにきっちり区画整理されていない頃、
川の流れは二本並行して流れていることが多かったです。
水田の取水用排水用に分けて、ちょっと段差がある二本の川。
人が住み始めて、それを一本にまとめて生活排水を流し、
それで東京オリンピックを機会に暗渠にしちゃったりとか。
いわゆる谷戸川または天神川と言われる川の、対になる川筋。
いや、二本で一本の川だし、そう認識されていたと思うけど。
それをあえて、誤解を恐れずに「裏」と命名してしまうと。


より大きな地図で 中野駅周辺の暗渠 を表示

緑色の線が、今回の記事で取り扱う、裏谷戸川または裏天神川(仮)。
あくまで区別するためにつけました。便宜上。
青い線が一般的に言われる谷戸川または天神川。
水色の線は白地図には水路があるとされるけど痕跡がないとことか、
その逆に痕跡はありそうだけど、みたいなところ。
中野駅のすぐ側です。見て取れる川筋もそれほど長いものではないです。

先程の写真のガードレールみたいな物、かなりの拒絶感。
しかも民家の裏側、まあ、ちょっと入っていくには肝が据わりません。
でも、この緑の線上には、
確実に川の流れだっと思われるデッドスペースが続いています。

    

これだけの距離に、これだけの暗渠感がありつつも、どこも立ち入れないw

銭湯だけではなく、染物屋さんやおかしな排水管があったりして、
暗渠度の高い風景が丸見えです。

  

今でこそアスファルトで舗装してあって、
そこに雨水を排水するのはおかしいように見えますが、
そこが側溝や川があった場所だと思えば、おかしくないでしょ?

この流れが流れて入ったであろう方向を、
谷戸川または天神川に並行して歩いて行くと、
段差数メートルの崖があります。



この崖の下を裏谷戸川または裏天神川(仮)が流れてたんじゃないかな。
裏谷戸川または裏天神川(仮)は、
谷戸川または天神川が中央本線の超える辺りで、うっすら姿を消します。
もしかしたら中央本線の南側にも裏谷戸川または裏天神川(仮)が続いてるかも。
例えば東京府立農業試験場跡地を通って、
堀越学園前のあたりから桃園川へ合流していたのかもしれない。

また時間のあるときに探してみます。

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