2008年5月3日土曜日

御蔵島旅行記・その1

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
さて、ゴールデンウイークに入ると行楽地が混むと聞いて、
じゃあその前に旅行に行こうと思い立った味噌maxです。こんばんは。

混む時期じゃなくても、
行く気になればいつでもいけるのに・・・

まあ、当初青ヶ島に焼酎を買いに行く予定でしたが、
諸事情で変更。
青ヶ島の手前の八丈島のキョンの手前に御蔵島って島があって、
そこには沢山イルカがいるらしい。
何しろイルカがウジャウジャいて、
足の踏み場も無いらしいという話を聞きました。

マジすか!

足の踏み場も無く、イルカを掻き分けて歩くって凄くない?
そのイルカウジャウジャの絵が想像つかないので、
百聞は一見にしかずで行ってみようと思い、急いでチケットやら宿の手配。

御蔵島を経由する八丈島行きの定期船は、
JR山手線浜松町駅からちょっと歩いたところにある竹芝桟橋から。
何年か前に買ったおもちゃみたいな釣竿を所持していたので、
釣り用のオキアミとか、あとビールとか柿の種を買い込んで、船に飛び乗りました。




ベイブリッジの下を出港し、闇夜の海を航海。
船旅って言うのもまた独特な雰囲気。
ビールやらつまみやら、船内で買えます。


大きな地図で見る

だいたい八時間ほど。
朝の6時過ぎに御蔵島へ到着。朝方は雲が出ていました。
桟橋から眺めると、急な崖の上にポツンと集落。
ぜんぜんイルカはいません。
足の踏み場もある。
騙されたかな?
でも大量のイルカとは後々対峙することになります。



これは村内の作業所で見つけた御蔵島のジオラマ。
島の北側の崖の上に、人口260名ほどの村があります。
昔は他にも集落があったけど、今はここだけ。
その辺の諸事情はまた後ほど。



民宿に部屋を取っていたのですが、当然チェックイン前。
荷物だけを置いて、とりあえず散歩。

食料や酒などを売っている店二軒。
飲み物や雑貨を売っている漁協兼農協が一軒で、釣の仕掛けとかも売ってる。
レストランが二軒、お土産物等もある観光案内所が一軒。
民宿やホテル、桟橋の待合所でも簡単なお土産物等は買える。
夜は居酒屋が一軒。あと、未確認ながら村営のパブが一軒あるらしい。

郵便局が一軒で、そこにATM。たいていのカードが使える。

私の携帯はソフトバンクだったけど、桟橋と集落ではバリ3、
って事はDOCOMOとauは余裕?

あとどんな情報を載せたほうがいい?



宿で後日のイルカウォッチングの予約を取り、
とりあえず釣具を片手に数年ぶりの海釣。
昼頃には晴天になっていたので、
海の透明度の高さに驚かされました。



んで、数年前に買って一回使ってほうっておいた1500円くらいだった気がする釣竿。
二投目くらいでリールがぶっ壊れ、
ビール飲みながら釣り糸を手繰ったりしたり。
どうも晴天の日中は釣れなそう。坊主。



桟橋には誰かが捨てていった河豚。
まあ、河豚とか釣ってもしょうがないしね。
いいのよ釣れなくても。
海を見ながらビールでも飲んで、
ぼーっとしていたかった。
でも、後日釣れたんですけどね、それも後ほど。



日が落ちてくると、綺麗な夕日が桟橋に映えて綺麗。
天気が良い日には三宅島とかも見えます。
後日、もっと凄いものも見れましたが、それもまた後でw



これは集落にあるキュートウキュージンの祠。
キュートウキュージンの情報ってネットでもなかなか無くて困っているのです。
御蔵島には古代には人が住んでいた様だけれども、
それ以降は無人島でした。
黒潮で海が黒くて気持ち悪かったみたいなのね、御蔵島。
御蔵島の語源の一つらしいんですが。海が黒くてって。
江戸時代に三宅島の人達が御蔵島から煙が上がっているのを見つけて行ってみると、
男が住んでいたそうです。キュートウキュウジンさん。
三宅島民が「いつごろから住んでいるのん?」って聞いたところ、
「オサダ(仙人草)の花が七まわり半咲いた」って答えたらしいです。
江戸時代から七年半前って、多分江戸時代に住み始めたんでしょうけど、
それが御蔵島の近代史の始まりっぽいです。

どんな事情で無人島に渡り、あんな崖の上を切り開いて一人で住んでいたのか、
色々想像が掻き立てたられて、ロマンを感じますが、
あまりに資料が少ないのでアレです。
旧渡旧人や九頭九神って漢字が当てられているらしいですけどね。
当て字が後者ならゴシックファンタジー小説のネタにでもなりそうですが。

まあ、これも前振り。詳しいことは後ほど。



お世話になった民宿の料理は毎回美味しかったです。
昼食は出ないのでレストランを利用したけど、そこも美味しかった。
割と感心するほど、楽しめるように出来ているんですね、さすが。

マリンスポーツとかレジャーとかイルカで癒し(笑)とか、
死ぬほど似合わない私なんですけれども、
僭越ですが、ものすごく楽しかったです、御蔵島。

宿に泊まっていた旅人たちと毎晩飲んだり、
釣りも楽しかったし、イルカ沢山見れたし、もっと凄いのも見たし。
心底楽しかったのですが、それはまた長文になってしまうので、次回へ続く




japan,mikura island,dolphin watching,dolphin,bay bridge,activity,folklore,tourism,Gothic fantasy horror novel,fishing,キュートウキュージン,キュートーキュージン

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ああっいいなー。
御蔵島、ねらってるんだよう。
いいなーいいなー。

なにか含みがあるので、
続きがふつーに楽しみ。

味噌max さんのコメント...

それがぜんぜん含みを持たせる程のこともなく、ふつーに面白かったのです、御蔵島。絶対お勧め。
でも、含みがないと記事として面白くないので、まあこれから考えます、含みw

匿名 さんのコメント...

かなり小さめの港のように見えますが 乗っていった船の大きさは?
船の中でゆれませんでしたか? 船の中で眠れた?
魅力的な島ですが 船酔いがネックかな?

味噌max さんのコメント...

船自体は八丈島や三宅島も経由するもので、大きな船ですが、港が小さいので波が出ると止まれません(^_^;)
トラベルミン必須ではありますね、確かに。トラベルミンとビール飲んで寝ちゃえばあっという間につきますけどね。船が苦手な場合はヘリコプターで行くことも出来ますが、予約が難しいのと値段が高いのです。