2009年10月26日月曜日

精霊馬(しょうりょううま)2009

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さて。
本来だったら毎年行っていた精霊馬の観察。
Google bloggerへ移ってくる以前、CURURU時代には毎年掲載していたのですが、
今年も去年もしてませんね。色々です。
特に今年のお盆辺りは本当に色々ありました。blogの更新どころではない日々。
まあ、精霊馬の写真は撮っているので、掲載しておきます。
多少は回復したからね。色々あったけど。

4本の麻幹あるいはマッチ棒、折った割り箸などを足に見立てて差し込み、馬、牛とする。
きゅうりは足の速い馬に見立てられ、あの世から早く家に戻ってくるように、
また、ナスは歩みの遅い牛に見立てられ、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、
また、供物を牛に乗せてあの世へ持ち帰ってもらうとの願いがそれぞれ込められている。

その数年前からの変化といえば、川崎市麻生区から川崎市多摩区へ引っ越したこと。
まあ隣区だし、区役所から区役所まで(ちょっとかかるけど)歩いていける距離。
そんなに変わらないはずなのに、結構違います。
麻生区は川崎のチベットと呼ばれた丘陵地帯。
多摩区は多摩川沿いの大山街道へつながる場所。
古い宿とかあるみたいで、多少文化的なものが違うのかね。わからんけど。


これがこの地方でのフル装備。麻生区より豪華。

画像はクリックすると多少大きくなります。そばで「迎え火」が炊かれた後がある。
大昔は大麻を燃やしたらしいが、現在は雑誌や新聞の切れ端のようでした。
吊るしてあるてるてる坊主みたいなものはなんだろう???


既製品?いや、町内会とかでまとめて作った?
藁のような物で作られた珍しいパターンをいくつか見かけました。


背中においてある鞍?手綱?を模したもの、そうめん等が用いられることが多いけれど、
これは珍しい、冷麺の麺w
茄子(牛)に角があるのも興味深い。


麻生区では見かけなかったけど、このテルテル坊主風のもの。
乗馬に使うあぶみのようなものかもしれません。↓これ。

バヌアツに行った時の写真で、
一週間くらい風呂に入れない環境だったからファンキーな髪型で恥ずかしいけど。


南武線の線路沿いで発見。足が短い。茄子のへたが長い。

 
あぶみ?多摩区で始めて発見したので、驚いているのです。麻生区では無かった気がする。
地区的な特色のあるものなんでしょうね。
毎年トレンドがあって皆それに従っているんだったら面白いけどw

大きな墓地より、散歩の途中に見かけるようなお墓が何個かあるような場所によくあります。
お盆の頃は暑いから探し回るのしんどいけど、この辺だったらすぐ見つかるよ。
スーパーで売っているのもあるけど、基本ハンドメイドなので、それぞれ表情があって、
写真の対象とか、ハイク投稿には絶好のネタです。もしかしたら地方性もあるかも。
ということで、皆さんも、ちょっと探してみてくださいね。もうシーズンじゃないけれども。



1 件のコメント:

サヨコ さんのコメント...

お盆の牛と馬には、そうめんとブドウを乗せます。意味はよくわからないけど、私は「手綱」と「鞍」ではないかと勝手に思い込んでいます。ほんとのところはどうなのでしょう。