2010年1月24日日曜日

全裸で踊りながらウルルを一周してみました。

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ということで、前回の記事の続き。

大きな地図で見る

という感じの場所での記事でございます。
写真はあながちクリックで大きくなります。


遠景でもギリギリファインダーに収まるくらいのウルル。
遠景の次は、近寄って周囲を一周回ってみました。
近くによって見ると、思いのほか荒々しいむき出しの岩。
結構ゴツゴツして穴だらけ。

前述のように私はウルルに登らないと言う選択をしました。
私と同じツアーのメンバーは登りませんでした。
アボリジニの文化を尊重しての事です。
でも、他のツアーの参加者とか、登っている人も多かったです。
それは自由です。

ただし、とても危険らしいです。ガイドさんは責任取れないって言っていました。
熱射病になるほど暑い。急角度。風が強い。何かあっても誰も助けられない。

矢印の先に人がいます。このくらいのスケール。



アボリジニ達は望んでいなくても、杭が打たれ、
ロープが張られ、それを伝い人が登っていました。
貴重な観光資源で、登ることを了承しないと、
収益はアボリジニの人たちに回るので、
他に糧を得えることが出来ないので、
登頂を許可する形になっていたらしいです。
ほんとかどうかわからないけど。ガイドの英語難しかったし。



祭司など限られた人しか登ることの許されなかったウルル。

たとえば、大相撲の土俵に女性は乗ってもいいものか、
敬遠すべきか議論しているところに、
海外から全裸の観光客が男女問わずやってきて、土俵に乗り、
全裸でグルグル踊りながら写真とか撮りまくったらどうだろう、とか。



宮崎県の天岩戸神社に行った時、
天照大神がお隠れになった天岩戸のあった場所は禁足地になってました。
色々な方法でお願いすれば、見せてはくれますが、
立ち入ることは出来ませんでした。



日本人は戦争に負けてもアメリカに支配されても、
そういう独自の文化を守り継承することが出来たけど、
アボリジニやバヌアツのように文化を根こそぎ奪われたりした事がないから解らないけど、
それはどれだけ悲しいことだろう。
いや、気がついていないだけで、色々なものが奪われた後なのかな?

どれだけ悲しいか解らないことはどれだけ悲しいだろう。

ちょっとね、自分でどうかって思ってるんです、色々。
私はアホだから、なんて言葉で表していいのか解らないけれども、
観光旅行って、ツーリズムって何だろう。




この部位は象に見えるそうです。
他にも蛇や骸骨やミックジャガーの唇に見える造形もあり、
結構凸凹で変化に富んでいます。

所々、昔のアボリジニの壁画が見られます。
シマシマなのは蛇。神話では七色の蛇で、
創世に関し重要な位置をしめるらしいです。
真・女神転生Ⅲとかでいうところのユルングですね。



ウルルの写真だけで200枚近く撮りましたが、容量の関係もあり、今回はこの辺で。
他の写真は、また別の機会に。



ツアーは朝早く、気温が上がる前に出たので、
暑いって事はなかったですが、野良犬……ではなく、
ディンゴが沢山いるので気をつけたほうがいいかもしれません。



それから、もう目も開けられないくらい蝿が沢山います。
手の甲だけで7匹くらい蝿が止まっていたことがありました。
なのでフライネット着用を推奨します。
まあ、現地でいくらでも売っています。



あと、あれだけデカいのに、人が沢山いるのに、
トイレが一個も無いです。

(T_T)


ICEで作ってみた、ウルルの全景のパノラマ写真です。デカいのでご注意を。




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