過去ブログのリライトです。2007年4月のもの。
注:この記事には多少刺激的な画像がありますが、
日本の伝統的なお祭りを紹介するための写真・記事であり、
ワイセツな意味合いの無い、真面目な記事でございます。
他意はありません。ご理解ください。
ワイセツな意味合いの無い、真面目な記事でございます。
他意はありません。ご理解ください。
刺激的な画像をお嫌いの方、
仕事中の方は記事を閲覧されませんよう、
お願いいたします。
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さて。
この春になるとお祭りも増えてきますね。
今回は以前から気になっていたかなまら祭。
一昨年は出張で、去年は渡英していて、なかなか参加できませんでした。
ということで念願叶いました。
神奈川県川崎市、京急川崎大師駅そば、若宮八幡宮境内社金山神社のお祭りです。
桜のきれいな季節ですね。
Webで探しても『エリザベス神輿』の写真ばかりで、適切なガイドが少なく、
割と難儀したので、
来年は是非!などという人のために、まずはお祭りを紹介しておきます。
かなまら祭の起源は、
東海道五十三次の川崎宿の女性達(and 男性たち)の商売繁盛と梅毒除けのお祭り。
商売繁盛、子孫繁栄、縁結び、身体健全、
そして現在ではエイズ除けをも願うお祭りになっています。
エイズ除け祈願が海外で評判になり、祭りに参加している外国人の率がやたら高い。
にぎわう境内の、だいたい3割は海外の人だと思われます。
英語でのパンフレットや商品目録も充実。屋台も英語メニューあり。
テレビの取材スタッフも、日本のものは見かけませんでしたが、
海外の取材は多かったようです。
開催日は4月の第一日曜日。
3月31日に前夜祭的に宵宮と呼ばれる儀式があり、
「おっぷく」と呼ばれる陰様のお形をしたお供えものが奉納されるとの事でしたが、
内輪の儀式との事で見学できませんでした。
残念。
4月1日、
10:00から御火取り祭という儀式で灯火し、お祭りの開始。
製鉄で使われる道具が多く置いてあるので、名前的にも製鉄に関連する神様なのでしょう。
10:15、例祭。メインセレモニー。
口上や可愛いお嬢様方の舞など。
10:45、お神輿に御霊を入れる儀式がありました。
それぞれお神輿には子孫繁栄のシンボルが鎮座ましましています。
10:45から、お神輿霊入れ式。
祝詞。全員で礼。
霊が入ったお神輿は、それぞれ担がれ、町を練り歩きます。
このピンクのお神輿はエリザベス御輿。
浅草のエリザベス会館というところで働く、ヒゲの濃いお姉さまたちが担いでいました。
動き出す時の写真をGIFアニメにしてみました。
大勢の人を押しのけ神輿が進むさまは格別です。ご堪能ください。
ゲイの皆様やコスプレファンを魅了しつつ、このお神輿の人気は群を抜いていました。
ご神体だし、警察が警護して昼日向に町を練り歩くものなので、
これはワイセツな意味合いなどありません。
Google bloggerの中の人が万が一この記事を卑猥だと判断されるようでしたら、
それは日本文化や川崎の郷土の風俗への冒涜だろうと思われます。
一般的な他の祭りのように、屋台の出店も多かったです。
が、男性器や女性器を模した飴、カーマスートラの金属細工、
48手の描かれた手ぬぐいなども多く出ていました。
真面目にフランクフルトを売っていたお姉さんが可愛そうな位です。
海外からのお客さんが多いのはいいけど、
日本人にももっと前面にでて楽しんで欲しいと宮司さんが嘆いていました。
確かに、そういうものの前で記念写真を撮る人の割合は、
海外から来た人のほうが多いような気がしました。
なので、私もラテンのノリを発揮してハッチャケてみましたよ。
その2へ続く。
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